2019年12月12日

長野県産業復興支援センターの施工(木かべ)


12/18長野県庁の東庁舎3階に開所予定の「長野県産業復興支援センター」に「木かべ」の施工をいたしました。

同センターは、台風19号による豪雨災害で被災した中小企業等の復旧、復興を支援するための拠点です(参照:長野県プレスリリース)。
住み続けられるまちであるために、すべての人々が適切、安全かつ安価な住宅および基本的サービスを受けられるようにすることは非常に重要です。
台風19号の発生から2ヶ月ほどで同センターが開設されのは、この目的からも、また自然災害に対するレジリエンスとしても大変素晴らしい対応だと思います。

今回使用した「木かべ」は長野県産のヒノキです。
在来工法ですと、壁には塩ビなどのクロスを貼ることが圧倒的に多いと思いますが、これに代えて木材を使うことによって、森林の持続可能な利用が促進され、劣化した森林が回復し、山地および陸域の保全につながるとの思いでこのような設計をされたのだと思います。

弊社が施工した部分以外にも木材がふんだんに使われており、とても温かみが感じられる仕上がりになりました。

今回、長野県をはじめ他社様との官民パートナーシップによって同センターの施工を担当させていただいた経験は、弊社にとって非常に意義のあるものとなりました。
台風19号によって被災された皆様に対して、県のSDGs推進企業として少しでもお役に立てれば幸いです。


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完成後の全体写真(長野県提供)
※弊社施工部分以外も含まれています

2019年12月6日

SDGs Week(エコプロ2019)


SDGs Weekの中で開催された「エコプロ2019」を見学してまいりました。




普段の業務の中では、 どうしても身近なテーマの狭い取り組みに偏ってしまいがちですが、SDGsが目指す17のゴールは多岐にわたっているので、広い視野で理解を深め、業務時間内だけでなく、日常生活のあらゆる場面でSDGsを意識しながら、一人一人が持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいかなければならないと改めて感じました。



2019年11月14日

冬に備えて薪の準備 ~薪ストーブ~


当社では、会議室の暖房に薪ストーブを使っています。
このため冬に備えて薪の準備は欠かせません。

毎年この時期に社員の有志がチェーンソーや薪割り機を使ってひと冬分の薪を作ります。
間伐材を使うことも多いですが、今回は建材屋さんで柱や梁に加工した際に出た端材をご提供いただいたので、それを薪のサイズにカットしました。

建材としては端材でも、薪にすれば立派な燃料になります。切った際に出る木粉も着火剤などに利用します。
貴重な森林資源を有効活用するとともに、灯油などの化石燃料の削減にもつながるので今後も継続していきます。




2019年11月1日

台風19号の被害に際して


先般の台風19号によって被災された皆様に対し、心よりお見舞い申し上げます。

台風19号は各地に甚大な被害をもたらし、ここ長野県においても千曲川の堤防決壊による濁流で家屋や建造物が倒壊したり浸水に見舞われるなど、計り知れないほどの被害を受けました。
ちょうど収穫時期を迎えていた信州特産のりんごにも多大な影響を与えました。

被害を被られた方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

弊社では先月、復旧作業を行う取引先様に対してトラックや高圧洗浄機、シャベル、ジョレンなどを提供させていただいたほか、キャリーダンプやバックホーなどの重機手配のお手伝いをさせていただきました。
甚だ微力ではありますが、少しでもお役に立てれば幸いです。

このほか、個人的に休日を利用して自治体や社会福祉団体などが主催する災害ボランティアに参加している社員が何人かおります。
たとえ一人一人の力は微力だとしても、集結すれば大きな力となり、一人ではとうてい成し得ない大きな変革をもたらすことにつながります。
SDGsの取り組みにも全く同じことが言えるのではないでしょうか…。


2019年10月18日

日本セルプセンター様にて研修会


特定非営利活動法人日本セルプセンター様の木工部会にて研修会を開催させていただきました。
同センターは、SELPの精神をもつ会員施設が共同事業などをより積極的に行っていくことを推進する特定非営利活動法人(NPO法人)です。
SELP(セルプ)とは、自助自立を意味する英語「SELF HELP」からの造語であり、働く意欲がありながら、障がい等の理由により一般の事業所に就職することが難しい人々のための就労の場のことです。

研修会では、当社の事業概要、販売する製品の原価計算の方法、木竹製品の市場動向などについてお話しさせていただきました。
参加者の方はメモを取りながら非常に熱心に聞かれていて、当社にとっても有意義な研修会でした。
 

2019年10月16日

取材を受けました((株)熊本日日新聞社様)


(株)熊本日日新聞社様より、弊社のSDGsの取組に関する取材を受けました。

同社は今夏から「熊本発SDGs」と題して、熊本県の課題や将来像をSDGsの視点で探る連載をされており、その一環として企業におけるSDGsの取組動向を調査する中で、長野県が創設した「長野県SDGs推進企業登録制度」に目を向けられたそうです。

記事になりましたら追加します。

取材中の一コマ
掲載された紙面(2019年11月17日)※発行後にアップ

2019年10月6日

第9回 木育フェスティバル in 信州しおじり


第9回 木育フェスティバル in 信州しおじり」に協力参加いたしました。

このイベントは、木育フェスティバル実行委員会(塩尻商工会議所内)が主催し、塩尻市塩尻青年会議所塩尻市森林公社木曽漆器工業協同組合塩尻・木曽地域地場産業振興センター松本広域森林組合などが共催する年に一度の木育の一大イベントです。

当社も毎回協力会社として参加しており、いくつかの出展者の方々をお手伝いさせていただきました。
お子様、お孫様連れで来場される方も多く、会場は終始にぎわいを見せていました。
幼少期から自然や木に触れる機会を多く持つことは、とても大事だと改めて感じました。


2019年10月4日

ポスター掲示


社内のクロスを一部貼り替えました。
これにあわせてSDGsのポスターを掲示しました。
お客様の目にも触れる場所に掲示し、社員への啓発と同時に、社外に対しても取り組みをPRしてまいります。



2019年9月14日

災害による停電に備えて


3月に大雪による倒木などの影響で、会社周辺の一帯がほぼ丸一日停電に見舞われたのを機に、停電になっても最低限の会社業務ができるようにと発電機を購入いたしました。
本日はこの発電機を実際に動かして、実際業務に使用しているサーバやクライアントPCを使ってテストを行いました。
結果は概ね良好で、サーバ1台とクライアント2台およびネットワークに必要な周辺機器を含めて終日安定的に稼働することが確認できました。

本来であれば、クリーンエネルギーで発電できるものがよいのでしょうが、今回の発電機はガソリンを燃料としています。

2019年9月8日

しおじり e-Life Fair 2019


「しおじり e-Life Fair 2019」に“樹の恵み木質バイオマス普及協議会**”の一員として出展参加いたしました。

「塩尻から発信!地球にやさしいこと」をサブテーマとし、環境・消費生活・食の3テーマについて、参加する全ての人が関心と理解を深め、行動するきっかけづくりをするのがこのイベントの目的です。

当協議会では、木質バイオマス燃料やペレットストーブに関するパネル展示や即売会、チェーンソーによる玉切り体験、薪割り機を使った薪割り体験などをおこないました。

残暑厳しい一日でしたが、ご家族連れなど多くの皆様にご体験いただき、木質バイオマス燃料に関する理解を深めていただくことができました。
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**樹の恵み木質バイオマス普及協議会の目的
木質バイオマスエネルギーの利用促進及び普及拡大を図ることにより、二酸化炭素の排出量削減による地球温暖化防止と、森林の適正管理・利用を促し、循環型社会の実現に貢献することを目的とする。