2021年7月1日

リサイクルできる封筒(自社用)



先月のトピックスで取り上げた、塩尻商工会議所のリサイクルできる封筒に倣い、当社でも同じ目的の封筒を作成しました。

せっかく作るなら、受け取った側で実際に使っていただきたいし、そうでなければSDGsの取り組みとしても不十分であることから、完成までにはかなり試行錯誤しました。

最も優先したのは、再利用する際の「作りやすさ」と「使いやすさ」です。
巷に多いのは2辺を切り取ってのり付けして作るタイプですが、当社のは1辺を切り取るのみです。そして切り取った際の開口部は、そのまま書類や手紙を入れるための開口部になるので、封筒を作るまでの作業にのり付けは不要になりました。
この方式にした結果、封筒は縦型ではなく横型(洋封筒)になったので、レイアウトも横書き用にしました。

さらに、この状態で「定形郵便物」として出せる大きさにするために、一般的な角2サイズではなく、若干小ぶりな角20サイズを採用しました。これでも幅は229mmあり、A4サイズの書類を折らずに入れることができます。
さらに「定形郵便物」の場合、郵便番号枠などの仕様がJIS規格に定められているため、これに則ってデザインされています(枠色以外)。